手づくりレッスン
  第2回
岡野栄子の遊び心が光るボタン&キルト
ボタンという日常の道具に、手づくりの温もりとアイデアを  長瀬清美
型どりボタン

型どりボタン
思い通りのかたちやさまざまな色に仕上げることができる樹脂。ファッションにあったボタンをつくるには、まさに最適な素材です。粘土で好きな型がつくれるのはもちろん、ビンのふたやネジ、マカロニなど、材料は身の周りにあふれています。
さらに、樹脂の中に入れるものをひと工夫するだけで、ボタンの表情はガラリと変わるもの。豆などの穀類やビーズを入れるだけで、無機質な樹脂の中から素朴な温もりや愛らしさが見えてきます。あなたの発想に柔軟に応えてくれる「型どりボタン」にぜひ挑戦してみてください。


下準備
〜身近にある小物がユニークなモチーフに〜

型をつくる
〜何度でも使えるシリコン型〜

型に流し込む
〜ビーズや豆、ドライフラワーを入れて〜

仕上げる
〜一つひとつの表情にあわせたボタン穴を〜

ひと工夫でアクセサリーに
Woody Button 金具をつけかえるだけで、ペンダントトップやイヤリングとしても楽しめる型どりボタン。大きさや色をかえて、そろいで作ってみるのも楽しいものです。

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長瀬清美
プロフィール
ながせ・きよみ
1981年より大阪の稲垣服飾(株)に8年間勤務。ボタンの企画・デザイン、製作などに携わる。その後、絵をはじめさまざまな創作活動を展開し、92年よりハンドメイドボタンの展覧会などをスタート。96年に三重県阿山郡にアトリエを構え、企画展などにも参加している。
日常で使うこと、数が作れることなどを制作の中心に据え、実用的でありながら、個性とアイデアの光る作品を作り続け、現在では新鋭のファッションデザイナーやファッションブランドに作品を提供している。
2002年9月4日・5日には、NHKの人気番組『おしゃれ工房』に講師として出演。

 
 
Woody Button


温かな風合いをもつ木のボタンは、手づくりのやさしさを演出するうえで洋裁に、編物にと手芸に欠かせない材料。これを好みのデザインで自作できれば、アイデアの幅はさらに広がるはずです。
木は加工しやすく、作り方やほかの素材との組み合わせ方、何をモチーフにするかによってさまざまに表情を変えるのも楽しいところ。今回ご紹介する3つのボタンを参考に、あなただけのオリジナルデザインに挑戦してみてください。


模様を彫る 線彫りボタン
〜木の温もりのなかに線彫りで刻む白銀の季節〜

異素材と組み合わせる 木とガラス玉のボタン
〜装いの主役になるパーティシーズンの華やかボタン〜

季節を描き込む ぺインティングボタン
〜贈り物に、カードに。楽しい“気分”を描くカラフルボタン〜

ひと工夫でアクセサリーに
Woody Button 市販のボタンも、ビーズ細工のように糸でつなげたり、色や質感の違うボタンを組み合わせることで、ひと味ちがったユニークなアクセサリーとして楽しめます。

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